カフェに行った時、カフェオレとカフェラテの違いに戸惑ったので、調べてみました。
先に結論を言うと、外で注文する時はカフェラテがおすすめです!
お店ではカフェオレもカフェラテも値段は同じことが多いですよね、なのにカフェオレより、カフェラテの方が作るのが大変なことがわかったんです。
この記事を読むとカフェラテとカフェオレを理解して使い分けることができますよ!
サクッと読めちゃうと思うので「チラッ」と見ていってくださいね♪
知らなかった!「カフェオレ」と「カフェラテ」3つの違い

「カフェオレ」と「カフェラテ」は、似ているけど随分と違うことがわかりましたよ!
どちらもコーヒーと牛乳を入れるところは同じなんですけどね。
表に整理してみたのでチェックしてみて下さいませ。
カフェオレ | カフェラテ | |
語源 | フランス | イタリア |
焙煎 | 浅煎り | 深煎り |
挽き方 | 中挽き | 細挽き |
抽出方法 | ドリップ | エスプレッソ |
ミルク | ミルク (スチームミルクでも可) | スチームミルク (フォームミルクを含むも可) |
コーヒー:ミルク(割合) | 5:5 | 2:8(スチーム7+フォーム1) |
ミルク感 | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) |
コーヒー感 | (2.0 / 5.0) | (2.5 / 5.0) |
材料は共通してコーヒーとミルクなのに調合方法でガラリと変わります!
詳しく説明していきますね。
カフェオレとカフェラテの違い①:発祥の地・語源が違う

- カフェオレ
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カフェオレはフランス語の「café au lait(カフェ・オ・レ)」で、レはミルクのこと。
フランスの家庭では、大人も子供も、朝食時にカフェオレをたっぷり飲む人が多いそうです。
朝、目を覚ますためにコーヒーを飲みたいけれど、胃に悪いから牛乳で和らげて飲むのだとか…。
コーヒーといえばカフェイン
↓
目を覚ますためにコーヒーを飲みたい
↓
胃に優しくするためにコーヒーにミルクを入れるそれって日本でも同じですよね。
この流れはどこの国でも同じなんだなぁと思いました。
日本のどこにでもありそうな光景、この方法が「カフェオレ」だったんですね!
- カフェラテ
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イタリア語の「Caffè Latte(カフェ・ラッテ)」で、ラッテはミルクのこと。
実のところイタリアでは、コーヒーに牛乳が入っていればドリップでもエスプレッソでもカフェラッテと言うんだそうです。
そもそも「コーヒー=エスプレッソ」という国だからカフェラテはエスプレッソと言われているだけで、本当は決まっていないんだとか。Wikipediaより
ではなぜ日本人は「カフェラテはエスプレッソで入れるもの」と定義づけしているのか理由を調べたところ。
スターバックス(アメリカ)のカフェラテは、エスプレッソにスチームミルクを加えたものを提供してる。
だから、スタバ大好きな日本人が「カフェラテはエスプレッソで作ったもの」と、決まっていることかのように言っているのかなと思いました。
「カフェラッテ」の英語の発音は「カフェラテ」と聞こえるんですね!
なんかねっちょりした感じです笑
↓ ↓ ↓ 音を出したくない人は触らないように下にスクロールしちゃって下さい。
カフェオレとカフェラテの違い②:豆の焙煎・挽き方・抽出方法

- カフェオレ
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日本では一般的にドリップで淹れたコーヒーを使います。
ドリップに使うコーヒー豆は、浅煎りで中挽きの豆を使います。
というのは本来そのまま飲めるコーヒーをカフェラテに使うからですね。
なので等倍のミルクで割るとコーヒーの味は薄く感じます。
ですが、苦味が少なくて胃腸にもやさしい味に仕上がりとも言えます。
とはいえ、コーヒーらしい苦味を味わいたい人は、カフェオレでも深煎り・細挽き豆を使ったりするようです。
いろいろ試して好みを見つけるのも楽しそうですね。
- カフェラテ
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日本でもアメリカでもエスプレッソコーヒーを使って作ったものをカフェラテといいます。
エスプレッソは深く焙煎した細挽き(または極細挽き)のコーヒー豆を使うので、とても濃いコーヒー液が出来上がります。
苦味が強い為、4倍量のミルクで割るカフェラテでも、コーヒーらしい苦味を感じることができます。
カフェオレとカフェラテの違い③:ミルクの調合が違う

- カフェオレ
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ドリップしたコーヒーに、ミルクを入れたものです。
いつも飲むホットコーヒー(アイスコーヒーでも)を等倍のミルクで割ります。
コーヒー好きなら少し濃いめに作っておいた方が、ミルクで割った時に美味しく感じますよね!
ミルクは牛乳をお鍋などで温めますが、「蒸気で温めたスチームミルク」を使ったりするケースもあります。
お店によっても、作る人のこだわりによって随分な違いがあるようです。
- カフェラテ
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エスプレッソをミルクで割ります。
高い圧力で抽出したエスプレッソにミルクを混ぜるので、普通のコーヒーを飲むよりもコーヒーのほろ苦さが、むしろミルクでまろやかな風味になる感じが楽しめます。
ミルクは「蒸気で温めたスチームミルク」を使いますが、表面にうすく「泡立てたミルク」フォームミルクをのせるお店もあります。
カフェラテの方が作るの大変そうです!
深煎りで細挽きのコーヒー豆を高い圧力で一気に抽出したコーヒーです。
専用のコーヒーマシンを使います。
濃いので、お水を飲みながら飲んだり、ミルクで割ったりもします。
スチームミルク:蒸気で温めた牛乳です。「スチームドミルク」ともいいます。
フォームミルク:泡立てた牛乳です。「フォームドミルク」ともいいます。
カフェオレとカフェラテの違い

「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いまとめると以下です。
- カフェオレはドリップコーヒーにミルクを5:5で混ぜ合わせたもの
- カフェラテはエスプレッソにスチームミルクとフォームミルクを「2:7:1」の割合で調合したもの。
- カフェオレはドリップコーヒーにミルクを5:5で混ぜ合わせたもの
- カフェラテはエスプレッソにスチームミルクとフォームミルクを「2:7:1」の割合で調合したもの。
でも、たくさん調べていると、逆のことを言っている人もいたり…。
ずいぶんと情報がまちまちなことがわかったんです。
なので結局は、自分の好きに柔軟に考えて良いのかなというのが結論です。
カフェオレのミルク説いろいろ…
まとまらない理由は、例えばカフェオレのミルクなんですが…、
アイスなら冷たい牛乳を、ホットなら温めた牛乳を5:5の割合で調合します。
この「5:5」という割合も「4:6」と表現している方もいらっしゃいました。
それからカフェオレに入れるミルクは「そのままのミルク」の説と「スチームミルクとフォームミルク」を使う説といろいろです。
スタバ(アメリカ)がカフェオレにスチームミルクとフォームミルクを使っているからかと思われます。
私はスタバで働いていたわけじゃないので知らんケド…ですが。
カフェオレのコーヒーもドリップじゃない説まで…
カフェオレのコーヒーについても、「浅煎り豆でドリップしたコーヒー」という説が多いのですが「深煎りの細挽き豆が良い」とか「プレス式で入れたコーヒーが良い」とか話が広がっています。
そうそう、セブンイレブンではエスプレッソをミルクで割っているものを「カフェオレ」として販売しているとか。
めちゃ売れてますよね、となってくると、もう何が正しいのかわかりません。
私たち消費者がわからないのは、販売する方もごちゃごちゃになっているからかもしれません。
カフェオレ派 vs カフェラテ派|永遠に続く?ラテオレ論争!

気を取り直して、カフェオレとカフェラテについて調べていたらローソンの「#ラテオレ論争」なるものが過去にあったんですね。
ちなみにローソンはちゃんと?「カフェオレはドリップコーヒー」を使っているようですよ!
結局は1:2の割合でラテ派が圧勝だったようです。
私もいろいろ調べたので、やっとわかりましたよ、ぜったいラテ派です!
理由は…だって家で作るの大変そうなんだもーん。
せっかくいろいろ調べたので独断ですが「カフェオレがおすすめな人」・「カフェラテがおすすめな人」はどんな感じか整理してみました。
どっちかっていうと「人」というより「時」だったかもしれませんが…。
カフェオレがおすすめな人(時)
- 胃腸に自信がない人
- ゴクゴク飲みたい人
- カフェに行かず家で飲む人
- 牛乳が好きな人
- 手軽に飲みたい人
カフェラテがおすすめな人(時)
- コーヒーの苦味を味わいたい人
- 牛乳が苦手な人(すみません、私です!)
- フォームドミルクで口に泡ひげを作りたい人
おっと、私、牛乳がダメなんです(´;ω;`)
結論:外ではカフェラテを注文するのがおすすめ!

「カフェオレはドリップコーヒーで、カフェラテはエスプレッソとスチームミルクとフォームミルクで作るもの」と、されている!(笑)ということが結論です。
ホテルのビュッフェではカフェオレだと無料でも、ラテだと有料になる意味がわかりました。
ラテの方が「エスプレッソマシン+スチームミルク(フォームミルク)」と作る工程が大変だからなんですね!
だったら、これからは、外で飲む時はラテにしますよ!家で作るのは大変ですからね。
カフェオレとカフェラテの違いについて調べてみましたが、今までは単純に「たくさんのミルクが入っているコーヒー」という認識でしかなかったカフェオレとカフェラテを、これからは違いを意識して注文できそうです!
外で注文する時は作るのが大変な「カフェラテ」にする!ことにしようかなって私は思いました!
牛乳のにおいがしないカフェラテがいいなぁ^^。



