この記事では「カフェラテ・カプチーノ・ラテマキアート・マキアート・フラットホワイト・カフェモカ」の違いについて、詳しく調べた内容を表にまとめて、それぞれを比較しながら説明しています。
どれも、スタバを初めとしてカフェで人気なラテメニューですが、私には違いがわかりませんでした。
ところが調べてみると、どれもエスプレッソに入れるミルクの「入れ方」と「割合」が微妙に違うだけだったんです。
お店で「カフェラテ・カプチーノ・ラテマキアート・フラットホワイト…」を、使い分けて注文してみたい方はこの記事を読んでいってくださいね。
違いがわかるとカフェに行くのが今までとは別の意味で楽しくなりますよ!
カフェラテ・カプチーノ・ラテマキアート・ラテ系全体の違いを把握

コーヒーにミルクを入れて飲む飲み物の全体像です。
全体像をご覧いただくとわかると思うのですが、カフェオレだけが別格で、ドリップコーヒーにミルクを足して作ります。
「カフェオレ」と「カフェラテ」のミルク感がおおよそ似ていますが、違いについて詳細はこちらの記事に書いています。

この記事ではエスプレッソにミルクを入れて作る飲み物についての比較をしていきますね。
カフェラテ・カプチーノ・ラテマキアートなどの違いを比較
【上からミルク感が強い順です】
ラテマキアート
↓
カフェラテ
↓
カフェモカ
↓
カプチーノ
↓
フラットホワイト
↓
マキアート
細挽きのコーヒー豆を高い圧力で一気に抽出したコーヒーで、専用のコーヒーマシンを使って抽出します。
とても濃いコーヒーなので、少量で飲むか、ミルクで割るラテ系で飲むと美味しいです。
日本に広まったのはスターバックスの影響がかなり大きいと思いますね!
エスプレッソの濃いコーヒーを飲みやすくする為の工夫が「スチームドミルク」と「フォームドミルク」です。
ただの牛乳ではなく、ひと手間かけているところが、ちょっとオシャレな感じがしますよね!

順番に比較しながら説明していきますね。
「フラットホワイト」と「カフェオレ」の違い

カフェオレ | フラットホワイト |
フランス | イタリア |
ドリップコーヒー | エスプレッソ |
温めたミルク | スチームミルク |
5:5 | 5:5 |
シドニーのカフェの定番と言われているフラットホワイトは、日本では最近みかけるようになったメニューです。
オーストラリアとニュージーランドのスタイリッシュなコーヒーショップで人気とか。
スチームミルクの泡の部分がコップの上で平たくなることからフラット(ホワイト)と呼ばれるようになったようですよ、どこの国でも単純ですね!
エスプレッソにスチームミルクを1:1の割合で加えたものを、フラットホワイトといいます。
カフェオレはドリップコーヒーとミルクが1:1ですので、ミルクとコーヒーの割合がフラットホワイトも同じなんです。
なのでフラットコーヒーはエスプレッソ版のカフェオレとか、エスプレッソ版コーヒー牛乳などとも言われています。
コーヒー牛乳的なのみ物です。
「ラテマキアート」と「カフェラテ」の違い

カフェラテ | ラテマキアート |
スチームミルク フォームミルク | フォームミルク |
2:8 (8=スチーム7+フォーム1) | エスプレッソを少量 |
ラテマキアートはたっぷりのフォームミルクに、エスプレッソを0.5ショット(15ml以下)上から注ぎます。
フォームミルクにエスプレッソのシミがつくのがラテマキアートといいます。
なのでエスプレッソは、ほんの少しなのがマキアートであるポイントなんですね。
イタリア語で「牛乳に染みがついた」という意味をもちます。
たっぷりのフォームミルクにちょっとついているエスプレッソが染みのようにみえるということに由来するそうです。Wikipedia
ふわふわのフォームミルクが主役になっている為、エスプレッソ感は少ないです。
ラテマキアートはコーヒーが苦手な人、ミルクが大好きな人に特におすすめです!
いっぽう、カフェラテはエスプレッソに、スチームミルクたっぷりとフォームミルク少々なので、ラテマキアートと比較するとフォームミルクの量が少ないのです。
とはいえ、エスプレッソはカフェラテの方が多いので、エスプレッソ感を味わいたい方はカフェラテがおすすめです。
素材は一緒でもエスプレッソとミルクの割合が異なります。
ラテマキアートとマキアート(カフェマキアート)の違い

ラテマキアート | マキアート |
フォームミルク | フォームミルク |
エスプレッソを少量 | 3:1 または ミルクを少量 |
味の主役はフォームミルク | 味の主役はエスプレッソ |
このミルクのシミがマキアート(=シミ)です。
マキアート(カフェマキアート)はエスプレッソにミルクのフォームミルクを垂らすことで、コーヒーにミルクのシミをつけます。
マキアート(カフェマキアート)のお味は、ふわふわのフォームドミルクでミルクの優しい甘さが、エスプレッソを引き立てる感じではありますが、あくまでもエスプレッソが主役というところです。
カプチーノ(と「カフェラテ」の違い)
カフェラテ | カプチーノ |
![]() | ![]() |
スチームミルク フォームミルク | スチームミルク フォームミルク |
2:8 (8=スチーム7+フォーム1) | 3:7 (7=スチーム3+フォーム4) または1:1:1 |
カフェラテとカプチーノの違いは単純にミルクの割合で、カプチーノの方が「フォームミルク」が多い分「スチームミルク」が少なくなくなっているのが特徴です。
カプチーノはフォームミルクが多いので(=泡が多い)、カフェラテと比べてミルクの割合が少ない為、よりコーヒーを強く感じます。
また、フォームミルクの割合が多くなることで、きめ細かいふわふわしたフォームミルクをたっぷり楽しめます。
カプチーノは濃厚なエスプレッソにフォームミルクを注ぐことによって、一口めから豊かなエスプレッソのアロマを感じることができるエスプレッソを楽しめる飲み物です。
エスプレッソの味を楽しみたい方には、カプチーノがおすすめです!
「カフェモカ」と「カフェラテ・カプチーノ」の違い

カフェラテ | カプチーノ | カフェモカ |
![]() | ![]() | ![]() |
スチームミルク フォームミルク | スチームミルク フォームミルク | スチームミルク フォームミルク チョコシロップ |
2:8 (8=スチーム7+フォーム1) | 3:7 (7=スチーム3+フォーム4) | 2:7:1 (7=スチーム3+フォーム4) |
カフェモカはアメリカ発祥の飲み物で、エスプレッソにチョコレートとミルクを混ぜます。
ホイップクリームや、チョコレートシロップをかけたりするお店もあります。
エスプレッソの苦味ととチョコレートの甘さとミルクのコクが合わさって、コーヒー好きの人にも、コーヒーが苦手な人にも人気があります。
表で比較してみると、エスプレッソの割合がカフェモカとカフェラテが同じです。
ミルクの割合はカプチーノとカフェモカが同じになっています。
カプチーノのコーヒーが少しチョコレート味に置き換わっているのがカフェモカですね!
まとめ:人気のカフェメニューはエスプレッソから作るものがほとんど!

カフェオレだけがドリップコーヒーで、後の「ラテマキアート・マキアート・カフェラテ・カプチーノ・フラットホワイト・カフェモカ」は全て、エスプレッソから作るものでした!
考えてみるとスターバックスの影響は大きそうです。
スタバが人気があるからラテ系の飲み物が流行っているのか、ラテ系の飲み物が人気があるからスタバが流行っているのか…どっちなんでしょうね。
やっぱりスタバの威力かなぁ…。
いままでは「たくさんのミルクが入っているコーヒー」という認識でしかなかった「カフェラテ・カプチーノ・ラテマキアート…」でしたが、これからは違いを意識して注文できそうです!
とはいえエスプレッソは専用のマシンがないと作れないので、おうちではカフェオレを飲んで、カフェで飲む時には「ラテマキアート・カフェラテ・カプチーノ・フラットホワイト・カフェモカ」のいずれかを注文しようと思いました。
というか、私はカプチーノが一番好みかなぁと調べて思いました。
あなたのお気に入りはみつかりましたか?
今度カフェに行ったら何を飲んでみようかな♪って想像をめぐらせてくれたならうれしいです!