
ボク、ずっとおうちにいたいんだけど
ここのままじゃいけないってパパとママが言うの…

そろそろ働きなさい

わかってるけど…
こわくてお外に行けないの~!

うつ病になると外出できなくなって「ひきこもり」になってしまうことがあります。
私自身いま「ひきこもり」になっているのですが…
「ひきこもり」になった立場から見てみようと思います。
目次
「ひきこもり」とは

「ひきこもり」と聞くと、「家にずっといる人」というイメージがありますが、
何か定義があるのかな?と思って調べてみると…。
引きこもりの定義
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
厚生労働省 ひきこもり施策より引用
「ひきこもり」とは仕事や学校に6か月行かなかったらひきこもり。
家族以外の人との交流を少ししても、時々買い物に行っても「ひきこもり」。
ということなんですね。
どうして「ひきこもり」になるのか

真面目で誠実な人ほど、人の期待に応えようと「責任を感じて限界まで頑張ってしまう」からストレスになる。
そのストレスが処理しきれなくて自分を守るために外界を遮断する。
なんだか「真面目で責任感が強い」なんていうと自画自賛しているみたいだけども、そうではなくて「余裕がない」というか「融通が利かない」という意味なんですけどね…。
- 勝手に頑張って
- 勝手にストレスに感じて
- 勝手に外界を遮断している
ようするに ↑ こんなアホみたいなことをしているんですね。
「ひきこもり」のあるある

- 目覚まし時計がいらない
- 眠たくなったらお昼寝もできる
- 「通勤時間」がない
- 着替えなくていい
- 服も買わなくていい
- 靴も傷まないから買わなくていい
- お化粧しなくていい
- お化粧品が減らない(クレンジングも減らない)
- 交際費がかからない
- なんならお風呂に入らなくてもいい
- その気になれば美容院にもいかなくったっていい
- だからお金がかからない
「楽ちん」でいいことづくめな気がしませんか。
関連記事 【うつ病・休職】7つのメリットデメリット保険も有休も?復帰怖い
「引きこもりに生活」にお金はかからないが…


しかしなぁ「勤労の義務」というものがあるだろう。
働かないと生活できないんだよ。

うん、わかってる。
「何とかしないといけない」っていう気持ちで焦ってる。
「ひきこもり」することで得た時間で人生を変えるきっかけに

厚生労働省の調査では、引きこもり経験者の男女比において男性は女性の4倍多いという結果だったという。
これは、女性は家事をしているということで「引きこもり」とカウントしていないだけじゃないのかと、ふと思った。
家事をしていれば「ひきこもり」とは言わないらしい。

ボク、おそうじ手伝う!
「ひきこもり」をしている人は、「ひきこもり」自体に生産性がないことはわかっている。
とはいえ仕事をすると、また同じようになってしまうのではという不安がある。
ではどうすればいいのか…。
外に出たくないのであれば、家で仕事ができるように考える。
自分がしたいと思える仕事ががなければ、少しでも「やってみてもいい」と思えることを見つけて挑戦する。
- 何かに夢中になることで、気分転換になる。
- 気分転換になるとストレスが緩和される。
- 生産性につながる可能性がある。
- スキルが身につく
- 視野が広がり、他の人生が見えてくる可能性ができる
「ひきこもり」をきっかけに、より自分らしく生きることができる新しい人生に変えたい。
いつかきっと「あの時ひきこもりしてみて良かったね!」と言える自分になりたいとおもう。
