今になって考えると夜に眠れないというが、うつ病になるキッカケだった気がします。
もし、うつ病になる前の自分に伝えるのであれば、
夜中に目が覚めるというリズムが危険であることを伝えたい。
この記事を読むメリット
「眠れなくて」悩んでいるあなたが、この記事を読んで対策をとることで、
うつ病を未然に防げる可能性が高まると思います。
【眠れない】ずっと夜ならいいのに…

会社の仕事が辛ければ辛いほど、
会社から一歩外に出ると、解放感でいっぱいになりますよね。
そして家に帰ると、ホッとします。
特に、家事が一通り終わった夜遅くが危険です。
居心地の良い時間というのは、
時間がたつのがとても早い気がしちゃうんですよね…。
あっ!という間に深夜
その時「ずっとこのまま夜が明けなければいいのに…」と、心の底から思います。
(無意識のうちに心で呪文を、となえてしまっているようです…。)

昼間はどんなに眠くても、起きて休まずに仕事に行きます。
仕事中、どうしてもこっくりしそうになったら、
席を立ったり、トイレに行って手を洗ったり…
とにかく工夫をして寝ないように頑張ります。
あぁ、今日は早く寝なくちゃいけないな…。
と、おもっていても夜になると、どうしても目が覚めてしまう…。
「ずっとこのまま夜が明けなければいいのに…」という心の底から願う言葉はまるで悪魔の呪文のようです。
そしてまた朝になって、無理やり起きて仕事に行く…。
【眠れない】悪魔の呪文が私の体と仕事を壊していく

さすがにこれを繰り返していると、仕事に支障がくるんです。
具体的にどうなっていくかというと…。
- 電車の中で寝る
- 電車の中で立っていても寝てしまい、ガクッとくる
- 研修では必ず寝てしまう
- 自分が講師をする研修であっても、テスト中とかに寝てしまう
- 人から質問されたことに対して、意味不明な回答をしてしまう
- 会議で寝てしまう
- 怖い上司や社長の会議でも寝てしまう
- 会議中にあえて、立ったり、うろうろしたりしても寝てしまう
- 寝ないように最前列に座ったり、質問をしたりするが、むしろNG
5番目の
「人から質問されたことに対して、意味不明な回答をしてしまう」は、
痴ほう症みたいな感じになるんです。
自分でも意図しないことが、口からでてきます。
例えば、実際に覚えているのが
「これって、こういう風に考えればいいですかね」と質問されて…
「うーん、お肉の焼き方はレアだと…、好き嫌いあるかもしれないから、もうちょっと焼いたほうがいいよね」
とか、仕事中に言っちゃっているわけです。
別に仕事中にステーキのことなんて考えもしていなかったのに、です。
さすがにこれはマズイと思いました。
怖いです、自分が何を口走るのか。ヤバい!
6.7.8.9はよく「緊張感がないから眠くなるんだ」
と思うかもですが、いやいや、もう自分ではどうしようもなく眠い、寝てしまう。

いま寝かせてくれたら、死んでもいいと思うくらいに強烈な睡魔。
本当に魔法をかけられているよう。
これについては何人もの上司から呼び出しをくらいました。

いったい、どうなってるんだ!

社長の会議で最前列に座っていて寝てしまうとは !
見ていて冷や冷やしたぞ

とんちんかんな質問をしていたぞ!寝てたのか!

薬でも飲んでいるのか!
病院で見てもらったほうがいいんじゃないのか!

会議中に立ったり座ったり、ウロウロしていたけどあれは何?
テレビ会議の時はじっとしていないと…
眠れないことで社会人として崩壊寸前

これは無理だ!と思いました。
このままでは仕事続けられないわ!
特に中間管理職になって、自分の仕事の比重に「会議」が多くなっていることが致命的。
寝る気はないのですが、ムリなんです。
どうしても会議で寝てしまう、起きていられない。
寝ないで話を聞ける人が、すごく偉く思えて仕方ありません。
自分にはなぜか、できない…。
私は、上司に病院に行くように言われたことで、自分が病気なのかもしれないと考え始めました。
むしろ、病気なら救われる気がしたんです。
そしてネットで調べ始めたのが10月頃です。(うつ病の診断が翌年の1月)
その時は「 ※ ナルコレプシー(居眠り病)」という検索結果で自分は納得していました。
当時は、まさか自分が「うつ病」だとは思いもよりませんでした。
※ ナルコレプシー(居眠り病)
ナルコレプシー=narco(睡眠) lepsy(発作)というスペル。
600人に1人の割合で存在。夜はきちんと寝ているのに日中眠くなる。
会議中などに通常では考えられないような状況でも耐え難い眠気を感じる。
【眠れない】睡眠リズムを取り戻すには

「うつ病になったら眠れない」のか「眠れないからうつ病になるのか」
どっちが先かを決められないほど、睡眠の重要さを知った。
私は睡眠がきちんととれていないことで、心も体も崩壊した。
もし、あなたの睡眠が崩れてかけているのであれば、予防の意味で心療内科に行くと睡眠薬を処方してくれます。
それについて疑問でしたが、経験から言うと、改善します。
何が良いかというと、「眠れないのではないか…」という心配や恐怖から解放されるのです。
ですから早めに心療内科に行くと、うつ病を未然に防げる可能性が高まると思います。
そのほか経験した自覚症状は「不眠」以外に「ひとりになりたい病」「 集中力の低下」「思考力の低下」「判断力の低下」がありました。
また、それが原因で「 不安 」「 焦燥感 」「 罪悪感 」などが加わり、
より精神状態が悪化していきました。
それから程なく「仕事中に突然、涙があふれてくる」ことになります。
その時の様子はこちら です。



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