初めまして『nappiy』の編集者の「ななこ」です。
いつも笑顔の私ですが、「うつ」になりました。
メンタルクリニックの先生にも治ったかと誤解されるくらい、常に、明るく見える「うつ」なんです。
明るく見えるのは良いことなのかもしれませんが、それはそれで私には「悩み」でもあったりします…。
仕事中に突然、涙が…

ある日、いつものように会社でパソコンに向かっていたら、涙が…突然あふれてきたんです。
いつも笑顔の私は、照れ笑いしながらトイレに駆け込みました。
仕事がつらい…
会社勤めは、人並みにつらいことはあったものの、楽しみをみつけながらポジティブに仕事をしていました。
もともと私は、気が利かなくて物覚えが悪かったので人と同じ仕事をするには倍以上の努力が必要でした。
そんな私は、まわりからは、仕事が早い人、できる人と勘違いされていたようです。
そして…今から3年前、私は中間管理職になったんです。

中間管理職になったことで、仕事内容が変わりました。
下の立場で働いていた時は、与えられた仕事をしていれば、それで良かった。
いまは自分の仕事だけでなく、追加で下からも上からも容赦なく仕事がきます。
仕事は増えるいっぽうで達成感がなく、どんどん辛くなりました。
いつも誰かに呼ばれて、仕事が次から次へと仕事が増えて苦しい。
たまたま人のお見舞いで総合病院に行ったときに「ナースステーションのナース」をみて、ハッしました。
いつもナースコールで呼ばれていて、仕事が途切れることがない…。
自分と同じように忙しい仕事ってあるんだと気づいた。
総合病院のナースも本当に大変…。
私が働いている会社は、会社側がホワイト企業だと思っているだけの、
自称ホワイト企業なので、残業は原則禁止。
なので「つらい、無理だぁ、時間が足りない」と常に感じながらも、
休憩時間やお昼休みを使って残業にならないように「コソコソと仕事」をしていました。
中間管理職になると、辞める人が多くなる理由が、わかった気がしました。

うつと真面目は紙一重

初診でうつ病の診断書を書いてもらいました。
関連記事 初めての心療内科でうつ病の診断書を書いてもらった時のこと
どんなに苦しいときでもポジティブに頑張ってきたつもりでいた自分。
いつも笑顔で、誰もが自分のことを明るい悩みのない人間と信じて疑わなかったのにまさか「うつ」になってしまうとは…。
私自身も、まわりの人間も、想定外のことでした。
休職することになって、いまはずっと「引きこもり生活」を送っています。
家にじっとしていられるか不安でしたが、缶詰の中に入ったような妙な安心感です。
仕事をしていた時は気づかなかったのですが、体中の湿疹、便秘、不眠…。
それらの体調不良の原因はすべて、仕事が影響していたようです。
休職したら、すぐに治りました。
ずっとこのまま家にひきこもっていたい…。
しかし、現実はそう甘くはありません。
仕事をしないと生活できないですよね…。
心の底から安らぎを感じたのも束の間、不安との闘いが始まったのです…。
『nappiy』への想い

ひきこもり生活を体験してみて、心の安らぎだけではなく、
「このままでいいのだろうか」などの不安と心の葛藤が常にあります。
私だけでなく休職している人の多くが、そう感じているのかもしれない…。
同じ不安を持っている人が気持ちが楽になるような「何かをはじめたい!」
それには、まず自分が克服できなければ…。
「うつ病」ってなんだろう、どうしてなるんだろう、どうしたら再発しないんだろう…。
せめて自分の原因と解決方法がわかれば、同じように悩んでいる人の助けになるかも…。
まだ、現在進行形ではありますが、メンタル的に自分を分析して実験台になれたらいいと思っています。
本来の自分を取り戻し「新しい自分の発見」を目指すブログを作ろう。
そんな想いを込めています。
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