今日は「うつ病になったこと」や「うつ病で休職」した場合のメリットデメリットについて考えてみました!
この記事は、もしかしたら自分は「うつ病」かもしれない…。
もし「うつ病」で休職したら、どんなメリットとデメリットがあるんだろう。
そんな不安を感じているあなたに、私の体験をお伝えします。
この記事を読むことで、私のように考えもしなかったデメリットを被る前に、心の準備ができるようになります。
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【うつ病・休職】メリット7つ


関連記事 元気で明るいうつ病患者ってマジで?それってただの仮病でしょ!
中2の時に父を亡くし母子家庭で育ちました。
過去の経験から心のゆとりがない私は、うつ病=甘え病だと決めつけていた。
そんな自分が、うつ病になるなんて想像もしていなかった。
あの時の自分を思い出してみると、偏見に満ちた私を否定することなく

ふ~ん、そうなんだね…。
と言ってくれていた友達に対して、彼女は、わかっていたんだろうな…。
と思い、とても恥ずかしくて、たまらない気持ちになります。
おろかにも自分が「うつ病」になって初めて、うつ病の辛さがわかり「うつ病」の人の心の痛みを知ることができた。
「人」として心の深さがプラスになった。

休職するまで、私の生活の大半を会社が占めていた。
どっぷり毎日を会社で仕事をしてきた私には、自分の仕事が会社以外にあるなんて、全く考えることができなかった。
会社を長期で休むことができて、冷静になって考えてみると…。
もっと余力を残して仕事をすれば良かった。
自分は頭が悪くて、要領が悪すぎて、みんなの仕事についていくのが必死だった。
自分の100%の力を出さないと、ついていけない!そう思い込んでいた。
だから不器用な私は「会社の自席で」お菓子をお昼ごはんにして、
みんなが休んでいる時もずっと仕事をしていた。
会社を長期で休むことができたことで「もしかして、そんなに頑張らなくてもよかったんじゃないかな?」と振り返ってみることができた。
それにこの会社しかない!という思い込みを外して、客観的にみることができた。
元に戻ることだけがうつ病の治癒ではないような、新しい道筋を見つけることも有りだと思えた。

さっきのと似てるけど、今度は仕事の内容について。
がむしゃらに会社で仕事を頑張って、ふと帰り際に「疑問」を感じていた。
「こんなに精一杯頑張るなら、もっと自分の為に頑張りたい!」と…
今の仕事をしていて「うつ病」になったので
- 私は無理してこの仕事をしているのかもしれない
- 同じ無理して頑張るにしても、自分の為に無理して働きたい
- なりたい自分に向かって努力していくのもありかな
そんな風に思えるようになりました。

そう思っちゃうのが、良いことなのか悪いことなのかは、置いといてね…。

うつ病で休職してから、それまでの時間の流れ、生きる姿勢が大きく変わった。
- 人に言われたら従わないといけないとか
- コミュニケーションをきちんと取らないといけないとか
- 上司や同僚に気を使わないといけないとか
- 取引先に気を使わないといけないとか
- 人に言われたら従わないといけない
- きちんとコミュニケーションを取らないといけない
- 上司や同僚に気を使わないといけない
- まわりの人にも気を使わないといけない
- 取引先に気を使わないといけない
そういったことが、ほとんどとなくなったことでストレスが激減した。

朝は「何時何分に起きないといけない!」ということがない。
サラリーマン生活だと平日仕事をして、土日に一週間の買い物をして休日が終わってしまう。
「明日、6時に起きないといけないから23時には寝ないといけない」というような制約がない。
いまは「今日は〇〇をしたいから、もう起きよう!」と自分の体調や、
気持ち、意志で決めて起きられる幸せ。

「 駅のホーム」って本当に寒いですよね。
1月、2月の寒い時期に休職できたことは、最高に幸せを感じました

休職中は、すべてとは言わないまでも、苦手な人とずっと一緒にいる必要もなく、わりと自分のペースで心が穏やかでいられる幸せ。
「寝なくてはいけない」という焦りからくる不安が解消した。
こころが平和だと健康状態も良くなり、便秘・肌荒れが、なんと「休職した日から」改善しました。
こんなに病んでいたのかとつくづく思います。復帰したら元に戻るのかな…。
【うつ病・休職】デメリット7つ


そういえば…。生命保険入れなくなるよ。
少なくとも今後5年以上心療内科へ通院した病歴がなくなるまでは入れない。
または、入れても制限付き。


え!?なにそれ、聞いてないけど?なんで言ってくれないの。
そういえば…。私の夫は、FP(ファイナンシャルプランナー)でした。
なんで言ってくれないのよ…。
うつ病が病気と思っていなかった私は、うつ病で生命保険に入れなくなるなんて、これっぽっちも考えていませんでした。衝撃です。

「出世できない」とまでは言い切れないけれど…。
まぁ最短では行きませんよね。

うつ病で長期休職して評価が上がるわけないですよね…。

ボーナスも、満額でるはずないですよね、仕方ない。
傷病休暇に入るときに、そんなことまで考える気持ちのゆとりはなく…。
いまになって「あぁそうなのかぁ、そうだろうなぁ…」という感じですね。

有休は1年のうちの8割以上出勤していないと付与されないそうです。
私の場合、今年度の4月からの有休20日分と、来年度の4月からの有休20日分は、ほぼもらえないことが確定となりました。
これは…まったく想定外でした。
この理由だけで「復帰するのやめようかな」と思えてしまうほど、悩ましいです。

人とかかわることを極力避けてきた私にとって、人とのかかわりが面倒。
それと、私自身だって自分が「うつ病」になるまでは「うつ病」に関して否定的で理解がなかっただけに、風当たりは想像つきます。
みんな大人なので、いじめにあうとかはないでしょうけど…。
復職が怖いからといって、いつまでも休職しているわけにはいきません。
休職には、タイムリミットがあるものデメリットですね。

そんないろんな思いの中、復職して再発しないか、めちゃくちゃ怖いです。
うつ病で休職してみて思うこと

うつ病で長期に休職するというのは、うらやましいようにも見えるのでしょうけれども、リスクが大きいなぁというのが実感です。
ただ、仕事が辛くてどうしようもないときは辞めることを考えるより、
まずは、このブログに書いた「7つのデメリット」を受け入れたうえでの休職をおすすめします。
単に「なまけもになっただけ」とは言われないように、したいなぁ…。

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