1月7日にメンタルクリニックに行って、初診でうつ病の診断書を書いてもらった。
その時の記事はこちら
関連記事 初めての心療内科でうつ病の診断書を書いてもらった時のこと
初めての診察時に「どうしたらいいかわからない」と先生に言ってから
2か月が過ぎようとしている。(この記事の内容は3月時点のもの)
当時、書いてもらった診断書の休職期間が2か月間。
もうすぐ2か月、次は会社に復帰するか、また診断書を書いてもらうかを選択しないといけない。
というより、先生は私をどうみているのだろうか…。
目次
【うつ病休職】職場復帰すべき?どうしていいかわからない

仕事から逃げ出したい一心(いっしん)と、仕事から逃げたらいけない!という葛藤で「どうしたらいいかわからない」という言葉が口から出た初診の日。
どうしようか主体性もないまま会社に診断書を提出し休職している。
あれから2か月経過しようとしていても、何も変わっていない私の思考。
どうしていいか、わからないまま、ただ時間が過ぎている…。
朝、起きた瞬間から寝るまでずっとパソコンに張り付いています。
何をしたらよいか、何ができるか、どうすべきかを悩んでいます。
テレビのスイッチも一度も付けていません。
映画も観ず、本も読まず、ただただパソコンの前で考え悩み、迷っている。
会社に行かず、社会人としての義務を放棄している自分に対する疑問。
会社がつらくて休職しているが、会社以外で生きる覚悟がつかない。
とはいえ、会社に戻る勇気もない。
会社に復帰したくないからこそ、何かできることを探そうとムキになっている。
とはいえ、どうしていいか、何をしていいかわからない。
結局のところ、どうしてよいか考えがまとまらず、脳がストライキを起こすように睡魔が襲う。
寝ても寝ても眠い日々。
眠れなかった時とは真逆に寝てばかりの毎日。
病院で処方されている薬のせいもあるとは思うけど…。
「うつ病」で休職したら「自立支援医療」適用?
そういえば、初診の時、先生は…

3年以上長くかかって「うつ病」になったので、すぐにはなおりません。
そこをよく理解して根気よく治療していきましょうね。
といっていた。
だから、私のうつ病は、治るには長くかかると思っていた。
会社にも友達にも身内にも「なかなか治らないので、すぐに復帰するのは難しいらしい」と伝えている。

いろいろと調べていると「自立支援医療」という制度があることがわかった。
「うつ病」の診察料や薬が1割負担で済むという「市町村」の制度らしい。
休職してからというもの、給料が手取り9万円台になっていた。
その上に診察代と薬代で行くたびに5,000円から10,000円ほどかかってしまう。
少しでも助かる。面倒なことは嫌だけど…仕方ない。
うつ病の診断を受けたら「自立支援医療」を申請しておくべき!という記事をみたのでさっそく市役所へ…。
最近の市役所はお昼にいっても、そこいらの民間企業より感じが良い。
市役所の受付で担当の課を確認し、うつ病で「自立支援医療」が申請できるか質問してみた。

〇〇メンタルクリニックにかかっていらっしゃるんですね、
あの先生はすぐにだしてくれますよ。
とても感じのよい対応で男性がこたえてくれた。
そうかぁ、それなら次の診察の時に1割になると良いな…。
と思い、早速その足でいつも通っているメンタルクリニックへ書類を提出に…
すると、受付で怪訝(けげん)な顔をされ、「先生に渡しておきます」と言われ終了。
ん?何?何…ダメなの?

【うつ病診察日】「自立支援医療」は?次の診断書は?
受診日当日に先生に、こう言われた…

ところで『自立支援医療』の書類を預かっているけど…。
「『自立支援医療』というのは、すごく治療が長引く人が使うもので、あなたのケースでは該当ではないの。
そう簡単に公費を使うわけにはいかないのよ。
あのう、先生は、長くかかるっておっしゃっていらしたと思うのですが…。
あれはどういう意味だったのですか?
と聞くと…。
なんと、「たいしたうつ病じゃない」から…のようなニュアンスの言葉が返ってきたんです。
あれ???長くかかるっていっていたのに?
違ったのかな、軽いうつってこと?そう疑問に思っていると…。

つぎ診断書はどうしますか?
会社に行きますか?
と聞かれたので、まだ、復帰しても再発する気がすると伝え「5月末まで書いてもらってもいいですか」というと、簡単に診断書を書いてくれました。
【1回目】1月7日から2か月間の診断書
【2回目】3月7日から5月末までの診断書
家に帰ってから、安心して、とても心が軽くなった。
- まだしばらく休職できることになった安心
- もう少しの間、悩む時間が増えた安心
- 私は軽いうつ病なんだ、早く治るんだという安心
- 会社のみんなに会えると思うとうれしくなった
- 社会復帰できることがうれしくなった
今になって冷静に考えると…
「悩む時間が増えて安心」と「復帰できるうれしさ」とは真逆な気がします。
要するに「問題を先送りできることの安心」を感じていたんですね。
向き合わないといけない現実を直視しなくていいという意味で逃げていましたね。
当時はよくわかっていないまま、心が軽くなり、うれしくなっていました。
5月末まで診断書をかいてもらいましたが、6月からは出社できそうです!と…
(毎回、受診結果を報告するルールになっている。)
会社側も出社が延びたのは残念だが、コロナが流行っているし、いまはゆっくり休んで出社してくれるのを喜んで「待っている」と返信をくれた。
そうして、世の中は急激にコロナ自粛になった…


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